沖縄キャンプ

ハイサイ!
國學院大学野球部のキャンプで沖縄に来ています。

チームのトレーニングコーチとしてどのような事をしているのか、簡単に紹介しますね。朝6時過ぎから、チーム全員が共有しているコンディショニングシートがあり、起床時脈拍、体温、体重、体調を各自のスマホで記載し、私はそれをチェックします。朝食は全員一緒にとるので選手たちの顔色や会話、食事の様子を何気なく見て、シートと合わせて異常があればマネージャーに聞いたり監督と話したりするところから1日が始まります。

8時前後にはホテルに隣接しているグランドに入り、コーヒを飲みながら前日の練習や気になる学生の事など監督と雑談。早出特打ち練習を見守ります。
監督、コーチ、学生幹部数人と練習の最終確認を8時40分頃行い、9時に練習がスタート。私はおよそ45分笛を吹いたり指示を出して、毎日変化する学生たちの状態に合わせて心身を良い状態にします。

その後、午前中は投手陣、野手陣それぞれの練習を巡回しながら観察、動きのチェック、学生の質問に答える、必要なら動き方のアドバイスをするなど、グランドを何周も歩きます。30–40分くらいの昼食休憩をはさみ、午後の最初は短めのアップに参加。1列目(4年生)に加わります。さすがに最後のダッシュでは勝てなくなりました。が、負けるのはキライなので、ちょっと早めにスタートしたり、前に出てスタートしたり。自分の父親よりも歳上の私を学生はみな気遣ってか、文句は言いません。

投手は技術的な練習以外に、ランニングや投手に必要なことを多くやります。プログラムは概ね決まっていますが、いちいち何をやって、これをやって、と指示は出しません。それぞれの種目は、投げ方(スキル)や力の出し方(出力や内的な感覚)など、課題に対して、何をどのようにやってピッチングが良くなるのかを自分で解決する緒(いとぐち)となるよう組んでいます。

午後4時くらいからおよそ1時間20分程度、全体トレーニングの時間です。キャンプ前に学生コーチと打ち合わせしている内容にそって進められますが、細かい身体の使い方や本質的な感覚を呼び起こすために、一貫して指導できるキャンプは適した場なので、力を使わないで出力を発揮する、トップスピードの感覚、回る走り、守備に対応するフットワークなど、多岐にわたります。

この時期の沖縄は雨が多いので、ウエイトトレーニングを実施することもあります。私のウエイトトレーニングは、ひとりひとりの特性、身体の構造、動きの理解を求めます。筋力を鍛える場、というより気づきの場、と化します。自発性を高めるのはチーム目標のひとつで、何をやるにも自分力が上がらないと社会では生きません。

午後5時30分くらいから、自主練習の時間。自主練習といいながら、私は自由にしてもらえず、30mくらいある野球場玄関ホールで歩行チェック。姿勢はもちろん、足首や股関節、骨の働きが悪い学生が大半で、学生相互で原因の特定や解決手段を考えたり見つけたりする学習の場となります。歩行をきっかけに、O脚やX脚へのアプローチを含め自分の身体に必要な方法があることを初めて知るのです。最初はチンプンカンプンでも、5~7回程度でかなり自分力は向上します。ホテルの部屋に戻るのは午後7時30分前後、シャワーを浴びて8時から監督、コーチ、学生たちと会話しながら夕食。9時過ぎには、私の部屋に学生が来て、ストレッチしたり、相談にきたり、あるいは明日の練習の打ち合わせをしたり。
消灯の10時30分直前に、しっかり体操している最後の数人があわてて出ていき、ようやく私はビールの時間となります。

はあ~、また明日が来る。

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